ダイレクトボンディング 症例

こちらの患者様は、食事中に固い物を食べた際に前歯が欠けてしまい来院されました。

このような場合、治療方法は大きく3つに分かれます。

(1)クラウン(被せ物)

(2)ラミネートベニア

(3)ダイレクトボンディング

歯を削る量は (1)が一番多く、(2)→(3)の順に歯を削る量は少なくなります。

(1)の方が削除量が多い分強度は上がり、(3)は他の2つの治療と比較して強度は劣ります。

今回は患者様にご説明をし相談の上、歯を削る量をできる限り少なくすることを希望されたため、(3)ダイレクトボンディング治療を希望されました。

今回は、この治療の経過について詳しくご紹介します。

症例写真

初診時

矢印で示す、右上の前歯の先端が一部欠けていました。歯の先端は透明性が高く、またその方や歯によって色が大きく異なる部位のため、色調を合わせるのが非常に難しい部位になります。

保険診療の詰め物の治療でも形態の回復を行うことは可能ですが、色のパターンは数種類しかないため、完全に一致しないことがほとんどです。

今回は自費診療のダイレクトボンディング治療にて丁寧に色調を合わせながら修復していきました。

治療後

お口の中で確認しても、黒い背景にして透け感を確認しても、隣の左上前歯と完全に一致しているのがわかります。

患者様にも大変満足していただけました。

詳細情報

年齢・性別20代・女性
治療内容ダイレクトボンディング
治療費用・ダイレクトボンディング:33,000円(税込)
リスク・副作用歯の切削量は最小限になりますが,被せ物やラミネートベニアと比較すると強度が劣るため、再度欠ける可能性は高くなります。
長期的に見ると、変色の可能性があります。

監修者情報

副院長 佐久間 俊光

経歴

  • 2015年 北海道医療大学歯学部卒業
  • 2015-2016年 恵佑会札幌病院歯科口腔外科研修医
  • 2016-2020年 北海道大学歯学部大学院冠橋義歯補綴学教室(歯学博士)
  • 2020-2022年 三好プリベント歯科勤務
  • 2022-2023年 テキサス大学ヒューストン校(アメリカ)歯周病インプラント科留学
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